歯科医師の面接で絶対にやっていはいけないこととは?<Drプレミアムマッチング>


<前職場の「悪口」は絶対に言わない>

当社では、歯科医院の現場で数多くの歯科医師や歯科衛生士の面接に同席してきました。

 

経験もあり、スキルも高いのにいつも「良い職場に出会えない人の特徴」があります。それは、面接時に「前職場の悪口をいう人」です。

 

歯科医師の面接でもほぼ必ず、前職からの転職理由を聞かれます。この際に、前職場の悪口をとうとうと語る人が後を絶ちませんが、その瞬間に、面接官の顔色が変わります。

 

なぜ顔色が変わるのか?それは「他責(環境や回りのせいにする)タイプの人」であり、自医院で雇用しても必ず同じことをすることが予想されるからです。

 

<立つ鳥跡を濁さず>

「立つ鳥跡を濁さず」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

 

意味は、「去る者は、見苦しくないようきれいに始末をしていくべきという戒め。 引き際は美しくあるべきだ」という考え方です。

 

一般に、転職を重ねるごとに成長し、成功していく人、開業後も成功していく歯科医師の特徴は「会社を辞めることを惜しまれる」という点にあります。こういう方は、例え短い期間であれ、縁のあった職場では誠意をもって仕事をし、職場側に問題があったとしても、自分としてできることに最善を尽くすという態度を持っています。

 

こうした転職をしている方は、面接時には「前職場への悪口」ではなく、「お世話になった点」「感謝の言葉」を語ることが多いといえます。

 

現在、転職を考えている方、これから面接を受ける予定の方には、上記ような視点からご自身を振り返ってみてはいかがでしょうか。

 

 

<人は見た目で判断される>

次に、面接でやっていはいけないことを別の観点からも考えてみましょう。

 

ひとつ覚えておくべきことは「人は見た目で判断される」という視点です。

 

人間は中身が大切ということは真実をついた言葉です。しかしその反面、その人の中身は、必ず行動や表情、身のこなしなど外に現れてきます。

 

こうした観点から、特に面接時に留意すべきことをいくつか紹介しましょう。

 

 

「履歴書」

 

履歴書は婚活で例えると「お見合い写真」のようなものです。この履歴書が、殴り書きで書かれている。誤字脱字がある。前の面接で使ったと思われる「志望動機」がそのまま書いてある。自分自身の言葉ではなく面接のノウハウ本に書かれていることがそのまま書かれている。写真が添付されていない。私服の適当な写真が使用されている。汚れがついている。などなど。

 

小さなことではありますが、その方の人格の一面を表しているというように判断されることを知り、丁寧に準備をすることが重要です。自分も歯科医師、転職先も小さな歯科医院であっても、手を抜かないことが大切です。

 

 

「服装や身だしなみ」

 

身につけるものは、その方の「生活態度」や「社会人としてのマナーや成熟度」、「価値観」などを表現していると判断されます。TPOに配慮して、ふさわしい服装で面接に行くこと。決して高価な服でなくても、、清潔な服装をしていることで、あなた自身が「信用できる人格である」ということを理解いただくことができます。

小さなことではありますが、例えば「バックの中に、漫画本が入っていた」というだけでその人に対する評価が決まることも往々にしてあります。

その他にも、服のほつれやシミ。匂いなどにも配慮することをお勧めします。こうした小さな気づかいや配慮は、歯科医師としての仕事にも表れます。また歯科医院開業後にも、同様に自分に帰ってくるものです。 

 

 

「挨拶と言葉づかい」

 

挨拶は、人間社会を円滑に運営するための潤滑油です。面接時に、面接者である院長に対するだけではなく、歯科医院で会うスタッフのすべてに挨拶ができる人は、それだけで好印象です。

これは逆の立場で考えてもわかることです。面接に行く立場でも、会ったスタッフ全員が、あなたに明るく挨拶をしてくれる医院だった場合、かなりいい印象を持つのではないでしょうか。

 

また言葉づかい全体について語ることは難しいですが、ポイントとしては、「誠実な受け答えをすること」と「ネガティブな言葉」を使わないようにすることが大切です。

 

分からないことや考えが及んでいない質問には、正直に「その点に関しては十分に把握できていません」や、「ご質問いただいた点について、そこまで突き詰めて考えたことは正直ありませんでした」と伝えても、悪い印象はありません。

 

「ネガティブな言葉」そのものではありませんが、ネガティブな印象を与えるものとして、志望動機に「家から近かった」「給与が高いから」などの外的な要因をあげること。また、何か質問はありますか?と言われた際に、同様に「給与」や「休暇」などを事細かに質問するのは印象を悪くすることがほとんどです。

なぜなら「与える意識」より、「もらう意識」が優先していると判断されるからです。

 

どうしても給与などの雇用条件について確認したいことがある場合には、3つぐらい仕事や診療に関わる質問をした後で、1ついれるぐらいのバランスで確認しましょう。

 

 

これ以外にも、その方の経歴を踏まえて、面接時に注意すべき点はさまざまにあります。

Drプレミアムマッチングでは、お一人お一人の希望を踏まえて、ベストな職場に出会えるよう丁寧にサポートいたします。

 

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