<迷っているときは「転職するな」>
歯科医師として次にどんなキャリアが必要か?
歯科医師として成功するためにどんな職場への転職が有効か?
迷うことはありますよね。
転職に成功するために「タイミング」はとても重要です。
多くの場合、「迷っているときの転職」はあまり成功しません。
なぜ「迷っているときの転職は成功しない」のでしょうか?
実は「迷っている時」には2つの理由があります。
1つ目は「自分自身が何を求めているのかが明確になっていない場合」。
2つ目は「現在の職場でやるべきことや学ぶべきことが残っていることに、自分自身がうすうす気がついている」という場合の2つがあります。
<自分が求めていることを明確にするには?>
ではまず、自分自身が何を求めているのか明確になっていない場合について考えてみましょう。
どんな治療で勝負するか?
どんな臨床で自分は充実感を感じるのか?
「インプラント」を学ぶべきか?
「矯正」を学ぶべきか?
「歯内療法」で差別化を図るか?
自分自身が何を求めているのか明確になっていない場合のもっとも大きな原因は「経験が足りない」という点が挙げられます。
自分自身が「どんな臨床をしていきたいのか」「歯科医師としてどのような人生を送りたいのか」「開業するとしたらどのようなクリニックを創りたいのか」など、明確にするためには、それを判断するための「情報」や「経験」がなければ、実はできないのです。
「ビジョンは大切だ」という話も多くの成功哲学や経営書で書かれていますが、ビジョンを描くためには一定の経験を通じて、自分自身を磨きだしていくことが必要なのです。
勤務医として、院長や多くのスタッフと接したり、多くの患者さんの治療を担当して感謝やクレームを経験したり、外部のセミナーや研修会に出たり、本を読んだりしながら経験値を増やす中で、自分自身の願うもの、目指すものが徐々に見えてくることになります。
課題意識をもって、一定の時間努力を積み重ねることが、自分自身が求めているものを明確にするためには必要なことなのです。
<学ぶべきこと、変わらなくてはいけないことから逃げない>
次に、現在の職場で学ぶべきことから逃げていないか?という視点について考えてみましょう。
「転職」を考えるきっかけの多くに「職場への不満」「職場での不満」が挙げられます。
院長に叱られた。自分の扱いとして不当だと感じる。スタッフの自分に対する接し方が我慢できない。自由に治療を任せてくれない。細かい点まで注意をされる。給与が低い。評価が低い。などなど。
こうした事は、どんな世界で働く人にも日常茶飯事で起きることです。そして大抵の場合、こうしたネガティブな感情がわく出来事には、一定の正当性があります。つまり、不満を感じている自分自身に改善点がある場合がほとんどです。
感情としては、現在の職場への不満がある場合でも、どこか冷静な自分が「自分自身にも責任がある。成長のために努力項目、改善項目がある」ということを感じているからこそ、転職に踏み切れないのです。
自分が院長になると、誰も注意をしてくれることはありません。患者さんから注意を受けたり、スタッフからクレームを受けるときには、ダメージの大きな問題になっていることがほとんどです。
現在の職場での改善点の指摘や課題は、将来開業医として成功するための「宝」である、と考え、前向きに成長を目指す人が、開業後も成功していく歯科医師になるのです。
Drプレミアムマッチングでは、歯科医師としての豊かな人生を送るために、いま必要な経験を積むためのキャリアプランニングやマッチングを転職サポートします。
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